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旅、ごはん、歌、臨床心理の勉強など興味のあることと、考えたことの記述

リタリコ・ペアトレほんやく体験

外国人の親御さんから依頼を受け、リタリコのペアトレに通訳で同行した。2時間のトレーニングを3回。鳥取大学式(井上先生の)プログラムも、パワポも紙資料も分かりやすく、託児も手配されており素晴らしかった。講師のH先生は明るく励まし上手で、現状の聞き取りと具体的なABAの応用の仕方のアドバイスを瞬時に、的確にされていた。訳してるだけですごく勉強になった。

 

今回は気心の知れた親御さんであることと、テーマが自分の仕事と直結したABAや発達支援に関することなので、まあ、英語もなんとかなった(多分)。だだ、集中力が欠けてくると「この単語知ってるけど何やったっけ」「この文どこから訳すか・・・」「ああもう・・・この文は捨てよう・・・」みたいな心の中のセルフ・トークが増え、それから全力で行き過ぎる数本の電車をプラットフォームで見送るようなイメージが見えたりした。

頭の体操としても、けっこう面白かった。

 

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ラッキーレシート

スタバの各店舗で1日に2枚出るらしいラッキーレシートをこの冬2回もらった。頼んでもないのに抽選されている。長いレシート、嬉しそうな店員さん、戸惑う私。お客様ラッキーです。なぜか、ほめられる。そして、簡単なアンケートに答えるとドリンクひとつ、無料でもらえる。

 

あとスタバでは、座って本読んでると、突然チョコレートケーキとか、桜ラテとかシーズンものの試食を持って来たりもします。スィーツの味、濃いから、少ない分量だと美味しいんですよね。突然のチョコレート来襲、ぐーん、と脳みそに美味刺激が来る。

 

さて、これらはオペラント条件づけの報酬頻度操作で考えると変動比率、ギャンブル比率。自発的な来店・購入・滞在を突然、強化される「ああ、我こそは選ばれし者。幸運なる者。本日の、成功せり購入者(=来店↑)。」

 

強化が常にあるわけじゃないのがポイントですね。それだとつまらんのです。さすが、スタバです。

 

本、本、本

最近は、仕事や勉強以外の本読み時間が増えた。人から面白いと聞いて読めてなかったものをつぎつぎ読んでいる。「どこ行くの、パパ?」は出てすぐ母から勧められて読んだことがあったけど、そのときは面白さが分からなかった。今読むとすごく悲しくて、とてもよい本だった。母がこの本をどんな気持ちで読んだか、ということを思う。

「わたしを離さないで」は映画やドラマになったり、ちょっと設定聞いて(読まなくても良いかな?)と思っていたけど始めたら止まらなくなって仕事中にも(一人になりたい、早く帰って最後まで読みたい)って思った。小説を読むのは休耕させて凍っていた畑を耕し始めた気分。あと最近また図書館をつかうようになった。図書館は、予約をして本を取り寄せて使うと良いのですね。知らなかった。

最近、何を読んだか

「どこ行くの、パパ?」 ジャン=ルイ・フルニエ

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「わたしを離さないで」 カズオ・イシグロ

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「ティンブクトゥ」ポール・オースター

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ホテル・ニューハンプシャージョン・アーヴィング

ホテル・ニューハンプシャー〈上〉 (新潮文庫) | ジョン・アーヴィング, 中野 圭二 |本 | 通販 | Amazon

「大人の友情」河合隼雄

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ほかにも久しぶりに西加奈子の小説を数冊。これも3年前から読んでなかったのが溜まっていた。やっぱり面白い。あと姪&姉からすすめてもらった「Me before you」ジョジョモイーズ著、これはいかにも映画になりそうなわかりやすいキャラクター設定でどんどんすすんでいく読みやすい(けどテーマは重い)話。

ああ、あと「ご冗談でしょう、ファインマンさん」

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もめちゃ面白かったなあ。物理学者の自伝。あれは続きがあるみたいなのでまた探そう。

 

あと何を読んだか・・・。また思いだしたら続きをメモしよう。

 

今年の目標は(勉強も仕事もするけど)面白い本をたくさん読む。だけど小説家ってよくこんなにうまく、長く、色んな人がでてくる話が書けるもんだなあと思う。

 

Feeling Groovy

最近、前ほど勉強に縛られていないので、家族や友達からすすめられたor読みたかった本をまとめて読んでいる。

 

ある程度面白ければ、たいてい一気に読んでしまう。ここ数年、趣味の読書の時間は大幅に減っていた。特に小説はほとんど読んでいなかった。仕事終え夕食も終えて、飲み物とお菓子を近くに置いてソファにさんかく座りをし、毛布にくるまり読書をはじめると「贅沢をしている」と思う。

 

最近、沢山の選択肢が一気に来て、毎日変わる自分の考えに翻弄され、人の意見を聞いても聞いても余計分からなくなる、という日々が続いていた。小説を読もうと思ったのは「ちょっと待って、あんた本当にしたいこと何?」と考え始めたからだ。

 

何でもしていいと言われたら、本当は何がしたいのか。色んな人に相談してるけど納得しないのは、いったい何と言って欲しいのか。分からないからとりあえずやってみる、分からないから詰め込む。ってやってきたけど、ちょっと逆かも。

 

Will see, take your time.

 

とりあえず、いまからカレー&散歩。Feelingで本を選ぶ。

テーマソングはFeeling Groovy. いってきます。

Macの不具合とその解決

先週末の話。

 

急ぎの仕事中、Macの電源が残り2%であることに気づいた。充電しようとしてもアダプタがうまくつながらない。つなげるところの先が、何となくがくがくしてるようで、充電ランプがつかない。よく見てみても、何が悪いのかわからない。

 
使い始めて6年くらいの間に、充電器は一回断線して買い直したし、最近はタッチパネルの誤作動もあり(ネットで見つけた再起動方法で治ったけど)、なんとなく怪しいとは思っていたけど。今日は調子良かったのに。
 
ともかく残り2%の命でやるべきことは?
 
と考え、ここ1週間くらいで仕事に使いそうなデータをメモリスティックに入れる。安全に抜く。電源落ちる。
 
間に合った。
冷静。迅速。脳内で拍手。
 
けど。
この半年バックアップとってなかったことを考える。タイムマシンは画面上で何度も警告してくれていたのにも関わらず。
愚図。馬鹿。己を詰る。
 
さて、仕事が終わり、対処を考える。来週は外で大量インタビューの仕事があり、このMacが動かないと困る。
またアダプタの断線かもしれない。それなら一万円出してニューアダプタ買おう。お金はもったいないが、これなら一瞬で解決するので、もう、これを望む。
 
まず三宮ジュンク堂内にできたアップル出張所的なところに行くと、1時間半後に来てくれと言われる。ブースは思ってたより小さい。ハーバーランドソフマップのアップルサービスセンターの方がだいぶ大きいな。ハーバーランドに用事もあるし、そっちに行くことにした。
 
荷物多かったのでいったん家に帰る。ストーブ点け、座る。
 
もう一度アダプタ試すが、充電ランプつかない。なんかガタガタ。
 
何で?昨日ここで充電したのにな・・・気がつくとソファで寝てしまっていた。外が寒すぎると、ソファに到達して数分で気を失うことがある。
 
目覚めて再始動。ハーバーソフマップのアップルセンター、やっぱり大きい。カウンターもいっぱいあるし・・・と思ったら「本日受付終了」って看板立ってる。でも、数人のお客さんがまだカウンターで相談してる・・・どうも「まだやってる感」がある。
 
とりあえず
「あの・・・終了、でしょうか?」と目があった人におずおず訊ねると「明日以降の修理承ることできます」とのこと。症状話すと、センターのアダプタでも充電を試してくれた。これで充電できるなら、アダプタの問題なのだ。買って帰れば良い。解決だ!
 
・・・ところが!センターの充電器でもだめだった。カクカクしてて、ちゃんとつながらない。充電ランプも灯らない。
 
ああ。そうなるとやはり本体の問題ということになる。担当者から「預けて帰るなら“分解されて初期化されてもいいです”の紙にサインしなさい」と言われる。
 
記入しつつ、疑問が頭をもたげてくる。
どうだろう?さっきまであれほど元気に働いていたのに分解だなんて。本体がおかしいというより、電源が切れて、その充電ができないだけなんだけどな。
 
それで、担当者に「どうも分解するような話ではない気がする。この本体の、充電器を受ける部分の問題のような気がするんだけど。この、つなごうとすると、なんかカクカクするところ。ね。ここだけ変だと思う。」の旨を伝える。
 
担当者
「でも電源が入らないと、本体が正常かも、確かめようがないんですよ。」
 
電源。その充電ができないですもんね。なんとか、アダプタ以外から充電する方法ってないですかね(ないやろね、と思いつつ)。
 
・・・というようなことを言ってみると、じゃあMacの担当を呼んであげるから、その人に話してみて。ということになった(なんだ、あなたはMacの担当じゃなかったんですか、と思った)。
 
しばらく待ってると、黒縁めがね、20代後半とおぼしき青年店員がやってきた。事情を聞き、充電器をさしてみた彼は、本体の繋ぎ目のところをよく見はじめた。充電しようとするとカクカクするところ。最初は首をかしげていたが「おお!」という顔をして、一旦、店舗の裏に引っ込んだ。
 
で、黒いピンセットを持って帰ってきた!
 
期待が高まる。事態が好転しそうだ。
 
彼は、ピンセットで充電口をつつきはじめた。
 
今ここで分解しているの?こわすの?
 
ピンセットで彼は、小さい曲がった針金のようなものを取り出した。続いてもう一本。ピンセットを置いて、充電器さす。ランプが点灯した。
 
「ああ!!!何ですかこれは?」
「どうも、ホッチキスの芯のようです」
 
そういえば、Macの充電受け部分は、マグネットになってるんだよね。
どうも、
 
1.私が部屋でホッチキスを使ったとき、芯がこぼれた。
2.私が、Macを持って、そのあたりで寝転がって読んだ。※私は本やキンドルと同じように、Macbookも横倒しにして読むことがある。
3.充電器受け部分マグネットがホッチキスの芯を2本、吸い寄せた。どういうわけか、きれいに2本がはめこまれた。
 
のではないか、と思われる。
本当にきれいに入っており、シルバーの色具合も全く同じで、私が見ても、Mac以外の担当者さんが見ても、違和感がなかった。Mac担当者の青年が、よーく見ると分かった。
 
PROBLEM SOLVED.
 
その後、
半年ぶりにMacのバックアップをした。
私はこういうのを買った方がいいのかもしれない。

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最近よく映画をみるので

ぜんぶ面白かったけど。好き度を適当に★記録。できるだけ前情報なしで観るのと、感情的な刺激にセンシティブすぎるところがあり、ヒューマン・ドラマは、わたしには、たいてい怖い。

 

「恋人たち」は題名から想像するのと全然違う。題材も映像も黒くてきついけど、ところどころ、役者さんがほんとに面白い(funny)、群像劇。

マイ・インターン」は軽くてマンガ読んでるみたい。こんな人おったらええのにな、という話。

「ルーム」も刺激が強くてむねがざわざわして大変だったが、展開がものすごく面白かったし、役者もとても良かったし、特に最後の場面、勉強になった。悲嘆や犯罪被害、世の中で起きる不幸なできごとと、人生との関連について。

 

恋人たち(4)

映画『恋人たち』公式サイト | 2015年11月14日(土)公開

★★★★☆

 

マイ・インターン(3)

映画『マイ・インターン』オフィシャルサイト

★★★☆☆

 

ルーム

映画『ルーム ROOM』 公式サイト TOP

★★★★★(5)

 

 

恩師のメール

院のゼミ指導教官から、試験合格に関してメールを頂いていた。

読み返してみて、とてもシンプルなメッセージなんだけど、励まされた。

埋もれそうなのでここに置いておく。

 

合格おめでとうございます。
土日にメールチェックをしていなくて、今朝出がけに合格を知ったのですが、返信する時間がありませんでした。
今、鈴蘭台の駅で電車を待っていて、今日はA特別支援学校に行ってきます。
合格まで、よく頑張りましたね。
いろいろな思いを乗り越えて得られたこの資格を、今後は多くの人を助ける役に立ててください。

Mさんのご活躍に期待しています。
年があけたら、お祝いしましょう。

 

来年度からの仕事や学びについて、何をやめて何を入れるか、ここ半年ほど揺れ動く日々が続いているが、しっかり悩んで方向を選びたい。