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旅、ごはん、歌、臨床心理の勉強など興味のあることと、考えたことの記述

あるムツゴロウさんの記録

これは私が数年前にムツゴロウさんに似た人に翻弄されたときの記録である。FB記事の限定リンクである。ある用途のためにここに転載しましたが、よかったら用途外のみなさんもよんでみてください。

 

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今日のposh

久々のブログ。

やはり美味しいものを食べることが自分の人生にとってはすごく重要なことなのだ。きょうも美味しいものについて書く。

 

中学からの幼なじみ、同じ声楽の先生の門下で育ったMちゃんは四国に住んでいるけど神戸が好きで買い物にきたついでにときどきごはんでも・・・と声をかけてくれる。あまから手帖を愛読していて、私の知らない、うちの近所にある美味しいお店を教えて貰うことがしばしばある。

 

そんな彼女と先日行ったお店は近所の、行ったことないビストロだった。ぶっきらぼうというよりもはや不機嫌というレベルの店主におまかせで出してもらった。確かに美味しいけどなんか足りない。アラカルトメニューがあるときはできるだけ自分で選ぶ方が良いな、その店を知るまではお任せってリスキーなのかもしれないなと思った。

 

彼女が別れ際に「大丸に来たらいつも買う」とくれたのが茅乃舎のかつおだしといりこだし。ああ、地下にあったあのシックなお店のだし。使ったことなかったなぁ。

 

で、あれから1週間。

4回使いましたが、このだし。。。。。。。。。ものすごく美味しい。

 

丁度良いタイミングでみりんは「味の母」、うすくち&こいくち醤油は「丸島醤油」を久々に入荷したところだったので、この「茅乃舎のだし」と組み合わせると何をどう煮ても美味しい。今日の煮物を食べながら明日は美味しいきぬごし豆腐を。芋玉葱で和風ポトフを。やはり茶碗蒸しを。と思考の多動状態となる。自分のだしへの欲望がこんなに強いとは知らなかった。

 

で、店構え思いだしても、この美味しさからしても、これ高いのかなぁ。と心配してたのですがいま見るといっかいぶんのだしが約80円。まあ「ほんだし」とかに比べたら高いのかもしれませんが、毎日うまい味噌汁や煮物がこの手間で食べられると思うと、全然高くない。

 

このたびは人生で基本的に使用していく「だし」が決まってよかった。だしは大丸で茅乃舎に決まっていますと言えばposhにきこえるかもしれないので、気をつけて食いしん坊の人にだけ話すようにしようと思う。

 

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新しい冷蔵庫

冷蔵庫の搬入を機に台所周りの整理、模様替えをした。

今朝ゴミ袋3つ出してすっきり。

 

そういう片付けの中で出てきた10年以上前にオランダで買った男の子と女の子のキャラクターのランチョンマットを、久々に使ってみた。以前はもっとこういう些細な生活を楽しんでいたな、ということを感覚的に思い出した。

 

キャラクターの名前は知らないのでとりあえず「パムとペム」と呼びましたが、違うでしょうねえ。

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修行、回復

修行中なので、ケースを持ちながら、適切と思われるカンファレンスに出して、検討してもらっている。

 
もやもやしながらやってるものをあえてさらけ出す、見直して整理もできる。勉強にはなるが、やはり痛い所を突かれると数日凹む。
 
この間は日曜の朝6時というクレイジーな時間に行われたカンファレンスにおいて、すごく具体的な指導をもらったが同時に凹んでしまった。まあ仕事も立て込んでいたので体力も消耗していたと思うがその後、機能低下。
 
休みだったのをいいことにユーチューブを流し続け、眠れたら眠るという二連休を過ごした。全く生産的ではないが、ともかく休憩にはなった。
 
干物状態から回復するきっかけは近所の小学生。私はピアノは下手くそなんだけど、と何度も伝えているにもかかわらず、私にピアノを習いにくる子どもたちがいる。彼らが求めているのはピアノの技術の上達ではなく、肯定的な音楽体験だと認識している。
 
お母さんの強い勧めでピアノを始めた少年。普通の音楽教室では寝っ転がって何にもしなかったという触れ込みでやってきたが、ABAを使うとちょっとずつだけどしっかり習い事として定着するようになっていった。このたび両手でかっこうが弾けるようになり、お母さんにも弾いて見せてあげたとのこと。彼が帰った後、なんか知らんけど前向きな気持ちになった。
 
それから夕食後、映画「聖の青春」を観た。
 
励まされる、とてもいい映画だった。
 
修行、きついけどまた頑張ろうと思えた。

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ぐでたまの仲間

リラクセーションの方法で、漸進性筋弛緩法というのがある。漸進性というのは「順を追って」ということ。

 

ざっくり言うと、大切なのは

1.力を入れる

2.ゆるめる

 

という手順。いきなり「はい力ぬいて」と言われてもむつかしいんだけど、この1の「力を入れる」手順を経ると、ゆるめる感じが分かり易くなる。手、腕、首、肩、顔、背中、足・・・と身体の部位ごとに「力を入れた状態」「ゆるめた状態」を意識しながらやっていく。

 

漸進性筋弛緩法と似た発想で、イメージ使ってやる方法もある。面接で試してみて良さそうだったのは

「ゆでる前のスパゲティ」と「ゆでたあとのスパゲティ」のイメージ。

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かたいね!これが力の入った状態。

「まず、これになってみましょう」と言うとみんなピーン!となる。「ゆでる前のスパゲッティになるとどうですか・・・本当かたいですねえ、このかたさをしばらく感じてみましょう・・・どこに力が入ってますか・・・ああ、おでこ?!へえ〜、・・・ああ、足の

先もかたいですか、確かにピーンとなってますねえ」と報告してもらいつつ、フィードバックしつつ。

 

「では次に、ゆでたあとのスパゲティになりましょう」と、こんどはこんな感じの画像を見せる。

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ピーンてなってた人がこれ見るとちょっと笑います。それで、ぐでっとなってくれます。「ゆでたスパゲティはどうですか・・・力ぬけてますね〜。どうですか〜」ということで、こんどはその感じを味わう。

 

同じように、サンリオのキャラクターの「ぐでたま」も使えるという情報がありました。

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それで、これも試してみました。

あるクライエントさんは、これを見てくすっと笑ってくれたが、その場ではこのぐでたまの真似はしようとされなかった。

 

なんででしょう。

やはり先に

手順1.力を入れる

をやったほうが、

2.ゆるめる

に行きやすいんですかね。

 

そこで、ぐでたまにも固い相方があるといいだろうと考え、わたしは「かたゆでたま」を描いてみた。

 

まだ誰にも試していないが、近々試してみるつもりだ。

リラクセーションに役立つようであれば、サンリオさんに新キャラのご提案をしなければ・・・。

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メロンパンナちゃんに気付かされた「歌の記憶」の特殊さについて

面接で出会ったある幼児がアンパンマンの「サンサンたいそう」が好きとのことだったので、その動画をyoutubeでチェックし、曲をざっくり覚えた。

 

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面接は無事に終えたんだけど、数日後(今日)になってその歌が、頭の中で何度もまわる。それも

ロールパンナは、メロンパンナの、おねえ、ちゃ、ん〜♪」

というところばっかり。

 

何回か歌っていてこの歌詞は「ロールパンナは、メロンパンナのお姉ちゃんなんですよ」という兄弟関係を述べてるんだ。と、はじめて気付いた。

 

それまでは「ロールパンナワ、メロンパンナノ、オネエチャン」って言ってただけで、意味を伴ってなかったんですね。それが、やっとその瞬間、頭の中の蓄音機からの情報を情報として(だいぶ、くだらないことではありますが)受け取ることができたんです。

 

不思議なことですが、歌詞は内容を理解しなくても記憶できてしまうんですね。まるのみのように。で、蓄音機のように再生してるうちに、「リスナー」としての自分を起動する余裕ができてくるんでしょうか。ふとした瞬間、再生中の文の意味を理解するときが来る。

 

これ視覚でいうと、写真的な記憶と似ているのかな。あの、神経衰弱してるときなんか、全貌をパシャっとカメラで撮ったみたいに記憶できる人は、どこに何があるか「ここが1,ここが4」みたいにリハーサルを繰り返して憶えてるわけじゃないんですよね。頭の中の写真に戻って、どこに何があるか、見てるだけだという。それの聴覚刺激バージョン。

 

以前読んだ論文で

「同一の言語情報を持つ歌声と話声を聴いた際のヒトの脳活動部位は異なる。歌を聴いた際の方が脳の活動は広範囲にわたり、前頭葉の最も後方に位置する、身体運動に関連した部位(とりわけ口や下を動かす部位)に活動がみられる。対して、話声を聴いたときに活動する脳部位は側頭葉にある言語理解の依存する部位が活動する」

というのがあった。

 

言葉は、歌にすると、理解せずとも引き出しに入れちゃうことができるんですね。引っ越してから開けてない段ボール箱みたいに、歌ってみるまで情報は吟味しないんですが、歌ってみたらちゃんと中身が詰まっている。

 

幼い頃に憶えた歌なんかは、今歌ってみて歌詞の意味を理解したところで、がらくただらけのおもちゃ箱みたいなものだけれど、それでも何か懐かしいものが入っているというのは、嬉しいことだ。

 

the Iron Man

8才のボキャブなので、相応の本を読む。Y4がこの冬に読んでた物語、アイアンマン。どこから来たのか誰が作ったのか誰も知らない、鉄で出来たものを食べまくる大きなロボットの話。

 

最初は不気味な侵略者的扱い。食べ物の匂い(鉄をたたく音)につられて落とし穴に落っこち、土で埋められる。そこから這い出して来て、スクラップ置き場で大好きなごはん(壊れた機械類)にありつく。一連のエピソードから、どうもこのIron Manは、ガタイは大きいがバカっぽい、と想像してしまう。

 

しかしながら最後は更に大きいSpace-Bat -Angel-Dragonという怪物が出てきて、そいつと闘って英雄になった。そしてその闘い方は、怪物をけしかけて勝負を約束させ窮地に追い込んだり、闘いに必要な機械や燃料を各国から取り寄せ、人間のエンジニアと組んで計画を遂行したり、えらい賢くなっている。

 

これは名作なのか?

やや謎だ。

しかしIron ManとSpace-Bat-Angel-Dragonの闘いシーンは、熱さに耐える我慢比べであり、耳が溶けたりして壮絶である。そういうのが面白かった。

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