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旅、ごはん、歌、臨床心理の勉強など興味のあることと、考えたことの記述

臨床心理勉強

悲嘆と現実検討について

5月末、勉強会。 H23, 問71 急性の悲嘆反応に対する心理支援に関する記述の正誤。勉強会で話題になったのはB「不条理な死に遭遇したときは、現実検討をしない方がよい」という文について。この文は、×(誤り)である。 つまり「現実検討をする方がよい」、と…

あるある防衛機制:「反動形成」「打ち消し」つづき

では「反動形成」が病的に出るとどんな感じだろうか。先日の勉強会で解釈が難しく感じられたのは、「反動形成」と「強迫性障害」の関連についてである。H23年の過去問で「反動形成とやり直し(undoing)は、どちらも脅迫行為と関連する防衛機制である」とい…

あるある防衛機制:「反動形成」「打ち消し」

防衛機制は言ってみると「人間あるある」である。自分の中にも他者の行動にも見受けられるちょっとした、ときには大きな「違和感」を分類し、その心的状況の説明を凝縮したかたちで名付けたものである。 フロイト.Sが提唱し、フロイト.Aがまとめた防衛機制に…

投影 と 投影性同一視 ・・・自分なりに区別してみる

・「投影」が内的な世界に留まるのに対し、「投影性同一視」はその内的世界の通りに、実際に相手を操作するステップが加わることが違うみたいです。けどその操作にも行動に出るものとでないものがあるみたいです。 ・あと「投影」には1つの状況でもいくつか…