さよならの技術
私はお別れが苦手だ。選ぶのも割と苦手。
けれど生きてると「さよならの技術」の向上は不可欠だと分かってきた。日常はすべて「さよなら」につながっている。
「One art」というビショップの詩がある。昔観た「In her shoes」という映画に出てきた。この一節を最近、よく思い出す。
The art of losing isn't hard to master.
「失うこと」を学ぶのは、 それほど難しいことじゃない。
「失うこと」は本当は、痛みをともなう、簡単ではないことだ。だからこそこんな詩が書かれたんだろう。
http://www.poetryfoundation.org/poems-and-poets/poems/detail/47536
The art of losingをマスターしたら、本当にしたいことがちゃんと見えてくるのかもしれない。