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旅、ごはん、歌、臨床心理の勉強など興味のあることと、考えたことの記述

さりげなく話す

Youtubeでバラエティ番組を見ていたら、メンタリズムDaigoがエリクソニアン催眠の本を読んでいると言う。

 

一体どんなことを書いている本なのかと芸人さんたちに尋ねられ「例えば気温の高い少し暑い部屋に入ったとき“暑いので窓を開けてくれませんか”と言うのではなく、黙ってネクタイを少しゆるめる。それを見たAさんが窓を開ける。Aさんは自分の意志で窓を開けたと思うだろうが、エリクソンはAさんに“ネクタイをゆるめる”という行為を見せたことで無意識に働きかけ、窓を開けさせたのだと考える。これすなわち催眠の極意」というようなことが書いてある、と説明していた。

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芸人さんたちの反応は「はぁ?何それ?」「窓開けてくれたら単に気の利く人やなぁ〜って思うけど」etc。全体的には「聞いたことない理屈を聞いたときの好奇心25%、考えすぎや理屈っぽさへのあきれ25%、困惑&不同意計25%、どうでもいい感25%」みたいな感じ。

 

私は催眠に興味があるので、この人がバラエティ番組でエリクソンの本の話をしたのは面白かった。へーこの人こんなん読んで、メンタリズムってゆーやつをやってるんやなと。

 

けどこの場面を見て「この手のことに関して話が合う人は少ない」&「関心のない人の前で話すと、こんな感じになる」ことがわかった。

 

いつか催眠が上手くなれたとしても、説明も使用もできるだけさりげなく、権威的じゃないかんじにやりたいな。