知能検査、IQまわりの「初」整理
1905年 ビネー(& シモン)
“ビネー式知能検査”
目的:発達が遅れている子どものスクリーニング
※IQの概念は、まだなかった
※世界初の知能検査。
1912年 シュテルン
ビネー式を用いて、標準的な発達水準における相対的な知能の位置づけを知能指数(IQ)を提唱、「精神年齢(MA)/生活年齢(CA)x100」で算出するものとした。=
※初の「IQの概念」を提唱。
1916年 ターマン
スタンフォード・ビネー式
→米国むけに標準化する際に、シュテルンの「IQ」の考え方を導入。
※知能検査に初めてIQを導入。
1939年
・ウェクスラー=ベルヴュー知能検査
偏差IQ(DIQ)=同年齢集団内の平均と比べ、どの程度高いか低いかを示す。
WAIS-Ⅲ、WISCⅢ
FIQ(全検査)
VIQ(言語性)
PIQ(動作性)
<群指数>
言語理解(VC)
知覚統合(PO)
作業記憶(WM)
処理速度(PS)
WISC-Ⅳ
FIQ(全検査)
<指標得点>
言語理解(VCI)
ワーキングメモリー(WMI)
知覚推理(PRI)
処理速度(PSI)
※初の偏差IQ導入。
ウェクスラー・ベルビューに加瀬亮の写真を使ったところが、
私による、私のための工夫であった。