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旅、ごはん、歌、臨床心理の勉強など興味のあることと、考えたことの記述

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

痛さのスケール

今日はアートの時間に担当の子どもが、カーペットの段差につまづいてコケた。 表出言語が弱い人は、痛い、休憩したい、しんどいなどのときにも、単に言わないだけでなく、自覚症状からして乏しいというか、爆発してしまう直前まで感じられないようなことがあ…

ひっかかる名前

勉強したり本読んだりしているとときどき ひっかかる名前があります。 ひっかかる名前は、その人の提唱した理論や内容よりもまず名前だけが記憶にひっかかって突然言いたくなったり、本に出てきたとき、名前が気になりすぎて内容が入って来ない名前のことで…

The Red Turtle

子どもの頃、絵本の中の、ある1枚の絵をずっと眺めているのが好きだったような人がいたら、ちょっと観てみてほしい映画です。 映画を観終わって、私が考えたこと。 人生が主体的に回り始めるのは、誰かのために生きるようになってからなのかもしれないという…

趣味

ある日、担当の子が、ゲラゲラ笑いながら話し出した。新しいゴーストバスターズの話。 子“Then... the ghost...... (思い出し、ひとりでウケて話せない) ...ge bo ha i ta...(ここだけ日本語)”で、爆笑。 私:“Oh, it vomited?”と一応英語で返すと 子:“Y…

Lunch in Helsinki

ヨーテボリからの帰り、やけにトランジットが長いので、ヘルシンキの空港でいったん出て泊まった。どんな予約したか忘れてて、ホテルじゃなかったからビックリした。 他の部屋はみんな表札出てて、普通に住んでるアパートメント。ここがリビングで、あとキッ…

とにかく便利なホワイトボード

ホワイトボードは私の仕事に欠かせない道具。どんな風に使ってるか、少し書いてみます。 フォニックス。スペリングを教えるのでなく、スペリングチェックの技術を身につけられるよう助ける。困った時に即座に書けるハンディさと、間違えてもすぐに消してやり…

芸術の効能

I can't tell how much and how many times musics saved my life. ある年のクリスマス時期、突然大切な人を見送らなければならなくなった。その別れは多くの大切だったものとの強制的な訣別を含む種類のものだった。 当日に予定されていたコンサートは、申…

止めてくれるカンガルーがいないので

小学生の頃から読書が好きで学級文庫(って今もあるのかな?クラスに置いてある本)は全部読んでいた。 同じく読書の好きなT君と、よく本の情報交換をしていた。 T君はりんごの木の下の宇宙船、とかいう(題名あやふや)物語が好きで、あれを読めと勧めてくれた…

英語で言う#02

アスペルガー障害を持つ子は一般に、小学校高学年に心の理論を獲得する。それと同時に集団内でのトラブルは激減するとされる。しかし、いじめを受けてきた児童などは、他者の意図を被害的に読み誤ることなども少なくないとされる。(未訳)