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旅、ごはん、歌、臨床心理の勉強など興味のあることと、考えたことの記述

Feeling Groovy

最近、前ほど勉強に縛られていないので、家族や友達からすすめられたor読みたかった本をまとめて読んでいる。

 

ある程度面白ければ、たいてい一気に読んでしまう。ここ数年、趣味の読書の時間は大幅に減っていた。特に小説はほとんど読んでいなかった。仕事終え夕食も終えて、飲み物とお菓子を近くに置いてソファにさんかく座りをし、毛布にくるまり読書をはじめると「贅沢をしている」と思う。

 

最近、沢山の選択肢が一気に来て、毎日変わる自分の考えに翻弄され、人の意見を聞いても聞いても余計分からなくなる、という日々が続いていた。小説を読もうと思ったのは「ちょっと待って、あんた本当にしたいこと何?」と考え始めたからだ。

 

何でもしていいと言われたら、本当は何がしたいのか。色んな人に相談してるけど納得しないのは、いったい何と言って欲しいのか。分からないからとりあえずやってみる、分からないから詰め込む。ってやってきたけど、ちょっと逆かも。

 

Will see, take your time.

 

とりあえず、いまからカレー&散歩。Feelingで本を選ぶ。

テーマソングはFeeling Groovy. いってきます。

Macの不具合とその解決

先週末の話。

 

急ぎの仕事中、Macの電源が残り2%であることに気づいた。充電しようとしてもアダプタがうまくつながらない。つなげるところの先が、何となくがくがくしてるようで、充電ランプがつかない。よく見てみても、何が悪いのかわからない。

 
使い始めて6年くらいの間に、充電器は一回断線して買い直したし、最近はタッチパネルの誤作動もあり(ネットで見つけた再起動方法で治ったけど)、なんとなく怪しいとは思っていたけど。今日は調子良かったのに。
 
ともかく残り2%の命でやるべきことは?
 
と考え、ここ1週間くらいで仕事に使いそうなデータをメモリスティックに入れる。安全に抜く。電源落ちる。
 
間に合った。
冷静。迅速。脳内で拍手。
 
けど。
この半年バックアップとってなかったことを考える。タイムマシンは画面上で何度も警告してくれていたのにも関わらず。
愚図。馬鹿。己を詰る。
 
さて、仕事が終わり、対処を考える。来週は外で大量インタビューの仕事があり、このMacが動かないと困る。
またアダプタの断線かもしれない。それなら一万円出してニューアダプタ買おう。お金はもったいないが、これなら一瞬で解決するので、もう、これを望む。
 
まず三宮ジュンク堂内にできたアップル出張所的なところに行くと、1時間半後に来てくれと言われる。ブースは思ってたより小さい。ハーバーランドソフマップのアップルサービスセンターの方がだいぶ大きいな。ハーバーランドに用事もあるし、そっちに行くことにした。
 
荷物多かったのでいったん家に帰る。ストーブ点け、座る。
 
もう一度アダプタ試すが、充電ランプつかない。なんかガタガタ。
 
何で?昨日ここで充電したのにな・・・気がつくとソファで寝てしまっていた。外が寒すぎると、ソファに到達して数分で気を失うことがある。
 
目覚めて再始動。ハーバーソフマップのアップルセンター、やっぱり大きい。カウンターもいっぱいあるし・・・と思ったら「本日受付終了」って看板立ってる。でも、数人のお客さんがまだカウンターで相談してる・・・どうも「まだやってる感」がある。
 
とりあえず
「あの・・・終了、でしょうか?」と目があった人におずおず訊ねると「明日以降の修理承ることできます」とのこと。症状話すと、センターのアダプタでも充電を試してくれた。これで充電できるなら、アダプタの問題なのだ。買って帰れば良い。解決だ!
 
・・・ところが!センターの充電器でもだめだった。カクカクしてて、ちゃんとつながらない。充電ランプも灯らない。
 
ああ。そうなるとやはり本体の問題ということになる。担当者から「預けて帰るなら“分解されて初期化されてもいいです”の紙にサインしなさい」と言われる。
 
記入しつつ、疑問が頭をもたげてくる。
どうだろう?さっきまであれほど元気に働いていたのに分解だなんて。本体がおかしいというより、電源が切れて、その充電ができないだけなんだけどな。
 
それで、担当者に「どうも分解するような話ではない気がする。この本体の、充電器を受ける部分の問題のような気がするんだけど。この、つなごうとすると、なんかカクカクするところ。ね。ここだけ変だと思う。」の旨を伝える。
 
担当者
「でも電源が入らないと、本体が正常かも、確かめようがないんですよ。」
 
電源。その充電ができないですもんね。なんとか、アダプタ以外から充電する方法ってないですかね(ないやろね、と思いつつ)。
 
・・・というようなことを言ってみると、じゃあMacの担当を呼んであげるから、その人に話してみて。ということになった(なんだ、あなたはMacの担当じゃなかったんですか、と思った)。
 
しばらく待ってると、黒縁めがね、20代後半とおぼしき青年店員がやってきた。事情を聞き、充電器をさしてみた彼は、本体の繋ぎ目のところをよく見はじめた。充電しようとするとカクカクするところ。最初は首をかしげていたが「おお!」という顔をして、一旦、店舗の裏に引っ込んだ。
 
で、黒いピンセットを持って帰ってきた!
 
期待が高まる。事態が好転しそうだ。
 
彼は、ピンセットで充電口をつつきはじめた。
 
今ここで分解しているの?こわすの?
 
ピンセットで彼は、小さい曲がった針金のようなものを取り出した。続いてもう一本。ピンセットを置いて、充電器さす。ランプが点灯した。
 
「ああ!!!何ですかこれは?」
「どうも、ホッチキスの芯のようです」
 
そういえば、Macの充電受け部分は、マグネットになってるんだよね。
どうも、
 
1.私が部屋でホッチキスを使ったとき、芯がこぼれた。
2.私が、Macを持って、そのあたりで寝転がって読んだ。※私は本やキンドルと同じように、Macbookも横倒しにして読むことがある。
3.充電器受け部分マグネットがホッチキスの芯を2本、吸い寄せた。どういうわけか、きれいに2本がはめこまれた。
 
のではないか、と思われる。
本当にきれいに入っており、シルバーの色具合も全く同じで、私が見ても、Mac以外の担当者さんが見ても、違和感がなかった。Mac担当者の青年が、よーく見ると分かった。
 
PROBLEM SOLVED.
 
その後、
半年ぶりにMacのバックアップをした。
私はこういうのを買った方がいいのかもしれない。

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最近よく映画をみるので

ぜんぶ面白かったけど。好き度を適当に★記録。できるだけ前情報なしで観るのと、感情的な刺激にセンシティブすぎるところがあり、ヒューマン・ドラマは、わたしには、たいてい怖い。

 

「恋人たち」は題名から想像するのと全然違う。題材も映像も黒くてきついけど、ところどころ、役者さんがほんとに面白い(funny)、群像劇。

マイ・インターン」は軽くてマンガ読んでるみたい。こんな人おったらええのにな、という話。

「ルーム」も刺激が強くてむねがざわざわして大変だったが、展開がものすごく面白かったし、役者もとても良かったし、特に最後の場面、勉強になった。悲嘆や犯罪被害、世の中で起きる不幸なできごとと、人生との関連について。

 

恋人たち(4)

映画『恋人たち』公式サイト | 2015年11月14日(土)公開

★★★★☆

 

マイ・インターン(3)

映画『マイ・インターン』オフィシャルサイト

★★★☆☆

 

ルーム

映画『ルーム ROOM』 公式サイト TOP

★★★★★(5)

 

 

恩師のメール

院のゼミ指導教官から、試験合格に関してメールを頂いていた。

読み返してみて、とてもシンプルなメッセージなんだけど、励まされた。

埋もれそうなのでここに置いておく。

 

合格おめでとうございます。
土日にメールチェックをしていなくて、今朝出がけに合格を知ったのですが、返信する時間がありませんでした。
今、鈴蘭台の駅で電車を待っていて、今日はA特別支援学校に行ってきます。
合格まで、よく頑張りましたね。
いろいろな思いを乗り越えて得られたこの資格を、今後は多くの人を助ける役に立ててください。

Mさんのご活躍に期待しています。
年があけたら、お祝いしましょう。

 

来年度からの仕事や学びについて、何をやめて何を入れるか、ここ半年ほど揺れ動く日々が続いているが、しっかり悩んで方向を選びたい。

 

 

のしもち

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毎年、お正月には親戚から「のしもち」を頂きます。

 

「のしもち」とは平たくのばしたもちのことで、親戚から頂くのは、それを暑さ0.8mm × 3cm x 6cm ほどに包丁で切ったものです。

 

味は「青のり+塩」と「砂糖」の2種類です。オーブントースターで焼いて、毎日2~5枚くらい食べます。

 

美味しいのですが、どうも「のしもち」を食べると眠くなるようです。パスタを大量に食べた後の感じと似ています。

 

昨日も夕食後に食べて、気付いたらソファでうたた寝をしていました。

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まあ、うたた寝というよりは、気絶という感じでした。導眠剤としては良いのかもしれませんけど、そんな使い方したら、太るかな。

使えるものは使う:ピコ太郎編

PPAPが流行りましたね。

 

一ヶ月ほど前、担当している子どものママから教えて頂き、youtubeをチェック。ああなるほど〜、最近彼が楽しそうにつぶやいてた(歌ってたんや)のはこれか。わかるわー、こういうの面白いよねえ。

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ワークシートに紛れ込んでいた謎のイラストの意味も分かったよ・・・。PPAPへの想いをイラストで表現してたんやね。

 

彼、これ好きなんやなぁ〜ということが分かったので早速Weekly Spelling学習に導入。タイミング良く、比較級付きの形容詞がたくさん入ってる課題でした。

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「I have a cheap, I have ER・・・ahhhh!!! Cheaper!!!」

 

ゆーて二人で歌いながら勉強したところ、ちょっと憂うつだったスペリングが楽しくなったみたい。ぐふぐふと笑いながら学習がすすんだ。

 

その結果、正答率が格段にアップし、週末のテストも全問正解。自信・意欲にプラスして、単語を分割して記憶するという学習法を身につけた彼は、翌週の「subheading、subtitle」など接頭辞にパターンがくる単語群もみごとに全問正解・・・!挙げ句の果てには、パターンない、phonicsに従ってない(tricky wordという)長い単語群まで正解するようになった。WOW!!!

 

彼の秘めた力を引き出すきっかけとなったPPAP及び、ピコ太郎さま。本当にありがとうございました。

洗濯塾の毛玉取り:夢編

「洗濯塾の毛玉取り」についてもう一つ書いておきたい。

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早速、以前から毛玉が気になっていた、フードの大きい黒コートの手入れをした。ひろげたコートを一部分ずつ、ブラシでしゃ、しゃ、しゃ、と撫でる。位置を変えながら、何も考えずに、その動作を延々とくりかえす。このような単純作業は脳のどこかがものすごく気持ちいい。

 

何分かかったか分からないが「今日はこのへんで」という気分になって毛玉取りを終える。満足してソファで本を読む。すぐにうたたねをする。

 

夢をみる。私は母に「毛玉とってあげる」という。母は群青と灰色の混ざった桃色の手編みセーターを着ている。その背中にしゃ、しゃ、しゃとブラシをかける。場面はさっきまでと同じこの部屋。ストーブの蒼い炎と湯気がゆれている。母の表情は分からないが、楽しい雰囲気だった。

 

「洗濯塾の毛玉取り」は、本来、人が着ている服の毛玉をとるものではない。何や、その使い方。と目が覚めてから思う。